通訳案内士は、合格率15.6%の難関資格です。難しさは英語資格では最高峰と言われます。

筆記試験では全5科目で合格基準点を取る必要がありますが、科目免除が存在します。
目次
外国語「英語」免除の条件
英語が免除されるための条件は2つあります。
英検免除
実用英語能力検定1級の合格者は、無期限で免除となります。
TOEIC免除
以下のいずれかのTOEICのスコアにより、直近1年の期限ありで免除になります。
- Listening & Reading Test 900点以上
- Speaking Test 160点以上
- Writing Test 170点以上
日本地理免除の条件
日本地理科目の免除も条件が2つあります。
旅取免除
以下の3つの資格所持者は、無期限で免除になります。
- 総合・国内旅行業務取扱管理者
- 一般・国内旅行業務取扱主任者
- 一般・国内旅行業務取扱主任者認定証保有者
注意
2005年4月より改正旅行業法が施行され、「一般旅行業務取扱主任者」は「総合旅行業務取扱管理者」と名称が変更になりました。
地理検免除
地理能力検定日本地理2級以上所持者は、無期限で免除です。
日本歴史免除の条件
日本歴史免除の条件は2つあります。
歴検免除
歴史能力検定日本史2級以上所持者は、無期限で免除です。
センター日本史B免除
大学入試センター試験「日本史B」60点以上の場合は、期限ありで免除です。
一般常識免除の条件
センター現代社会免除
大学入試センター試験「現代社会」80点以上の場合は、期限ありで免除です。
全科目免除
通訳案内士を受験して合格した科目は、直近1年の期限ありで免除されます。
つまり、他資格・スコアによる科目免除を考えなければ、2年の間に全5科目合格すれば1次試験合格となり、次のステップである口述試験に進むことができます。
まとめ
一発勝負の通訳案内士に対して、少しでも受験科目を減らせる無期限免除の効果は絶大です。
センター試験を受けるのは少々難しいかもしれませんが、今から科目免除狙いで他資格を受けるのはアリです。
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