前回に引き続き、Sim Accessを改造した話です。
SQLiteデータベースのテーブルレイアウトの修正
配布されているSim Accessのzipファイルには、access.sqliteファイルが同梱されており、あらかじめデータベースの情報が定義されています。
そのデータベースのテーブルレイアウトを変更する必要があります。
今回は、フリーウェアの「DB Blowser for SQLite」を使用します。
私は、replaceテーブルにテキストタイプの項目を追加しました。
replaceテーブルを選択後、Modify Tableをクリックします。
Add fieldをクリックして、新しい項目を追加します。今回はtestという名前のテキストタイプの項目を追加しました。
保存後、access.sqliteファイルは他のソース同様、サーバへアップロードします。
置換URL設定の画面の修正
続いて、replaceテーブルに追加した項目をメンテナンスするために、置換URL設定画面にも同様に項目追加します。
修正対象は、adminディレクトリのreplace.phpファイルになります。
メンテナンス箇所に、置換元URL、表示名、置換URL、に続いて項目追加します。
リスト表示箇所も忘れずに、項目追加します。
あと、同じディレクトリのjs.jsファイルも項目追加が必要です。
リスト表示の右の編集ボタンに連動して、メンテナンス項目をセットしています。
置換URL設定のデータベース格納箇所の修正
さらに、データベースを更新している箇所を修正します。
先程のreplace.phpから呼び出されている関数が書かれてる箇所になります。
修正対象は、classディレクトリのclass.url.phpファイルになります。
データベースを登録と編集している関数をそれぞれ修正します。
SQLiteに追加した項目名と同じ項目名にする必要があります。
ここまで修正できたら、データベースへの格納はできるようになってるはずです。
HTMLファイル出力内容の修正
最後になりましたが、HTMLファイル出力箇所を修正します。
修正対象は、classディレクトリのclass.access.phpです。ランキング生成箇所を修正します。
先程のテーブルに追加した項目を使って、編集して出力します。
まとめ
今回は、逆アクセスランキングSim Accessの修正のおおまかな流れとポイントを書きました。
具体的な修正内容ではなく、どのファイルを修正するのかといったところです。
ファイルベースのSQLiteですが、こんな感じで直していけば、項目追加できました。
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